・初心者におすすめの投資信託は、手数料が低いインデックスファンドです。
・手数料は、運用の成果に大きな影響があります。
・そのため、手数料が低いインデックスファンドがおすすめです。
投資信託に興味をもった方が悩むのが、どのような投資信託を選べばよいの?
何がおすすめなの?ということでしょう。
そんな方にはインデックス型の投資信託(インデックスファンド)がおすすめです。
この記事で、投資信託を選ぶときには、インデックスファンドがおすすめである理由と実際の運用にかかる手数料についてご理解頂けます。
では、解説してまいります。
インデックス投資信託なら手数料が安い!初心者にもおすすめ!
投資信託を始めるには、インデックスファンドをおすすめします。
その理由は2つあります。
1つは、長い期間運用すると、手数料が運用成果に大きく影響します。
そのため、運用している間の手数料を低くすることが大切だからです。
もう1つは、インデックスファンドは運用の手数料が低いからです。
インデックス投資信託なら手数料が安い!手数料が低い投資信託がおすすめ
投資信託を過去の利回り実績でランキングしたものを見かけます。
これまでよい運用をした投資信託であれば今後も高い利回りが期待できそうです。
しかし、過去の実績は将来の保証にはなりません。
過去の実績で投資信託を選ぶのはおすすめできないやり方です。
運用成果にかかわらず、投資信託には必ず手数料がかかります。
例えば、手数料に1%の差があったとします。
これで10年間、運用を続けると10%の差になってしまいます。
10%を運用で取り戻すのは大変ですよね。
だから、手数料が安い投資信託がおすすめなのです。
インデックス投資信託なら手数料が安い
インデックスとは株式市場などの値動きを示すために、多くの株式の動きをまとめたものです。
日本株では日経平均株価がインデックスとして有名です。
インデックスファンドとは、例えば日経平均株価の動きに合わせて、運用する投資信託のことです。
これに対して日経平均株価よりも値上がりしそうな株式を選んで、日経平均株価を上回ろうとする投資信託をアクティブファンドといいます。
アクティブファンドは、値上がりしそうな株を選ぶために、企業を調べたりする費用がかかります。
しかし、企業を調べたりせず、日経平均株価と同じ運用をするインデックスファンドではそのような費用がかかりません。
そのためインデックスファンドは運用費用を低くすることができます。
これがインデックスファンドをおすすめする理由です。
インデックス投資信託は手数料が安い|投資信託の手数料について
投資信託の運用に必要な手数料は大きく次の2種類です。
・販売手数料
・信託報酬
これ以外にも投資信託を解約する場合に手数料がかかるものもあります。
しかし、長期にわたって運用する場合には影響が小さいですので、あまり気にしなくてもよいでしょう。
投資信託の販売手数料
販売手数料は、投資信託を購入する銀行や証券会社に支払うものです。
2018年に金融庁が調べたデータによると証券会社の販売手数料の平均は2.18%でした。
簡単に手数料が2%だとすると、10万円投資したとしても、2%(2千円)が差し引かれて、9万8千円で運用がスタートします。
いきなり2,000円のハンディを背負っているため、これは痛いですよね。
販売手数料が高い投資信託は、おすすめできません。
ネット証券では販売手数料が無料のノーロードという投資信託を取り扱っています。
特に今回おすすめしているインデックスファンドには、ノーロード型が多く販売されています。
インデックスファンドでも、ノーロード型を選ぶことをおすすめします。
投資信託の信託報酬
信託報酬は、投資信託を運用・管理するための費用です。
運用している間、投資信託から定期的に差し引かれます。
2017年に金融庁が調べたデータによると残高が上位の投資信託の信託報酬は平均で1.53%だったそうです。
毎年、運用成果から1.53%を差し引かれるため、長期間運用すると大きなマイナスの影響があります。
一方、インデックスファンドでは、信託報酬が0.1%~0.2%台の投資信託がたくさんあります。
また幸いなことに、運用会社の間でインデックスファンドの信託報酬を引き下げる動きが続いています。
例えば、2019年5月にはニッセイアセットマネジメントや大和投資信託が
相次いでインデックスファンドの信託報酬を引き下げました。
日経平均株価と同じ運用をするインデックスファンドの場合、両社とも0.14%です。
インデックスファンドでも、信託報酬の低い投資信託を選ぶことをおすすめします。
まとめ
長期間の運用では、手数料を低くすることが大切です。
投資信託は、費用が低い投資信託、特にインデックスファンドがおすすめです。
また購入する際にはネット証券などで販売手数料がかからない
ノーロード型のインデックスファンドを選びましょう。
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