売却 査定 匿名

スポンサーリンク

査定

不動産売却の査定|匿名ではできないのか|不動産会社社長が解説

更新日:

相続など、何かの事情や状況が発生して、不動産の価格を知りたい事って有りませんか?

その時に、不動産会社の営業からしつこくされたくないので、匿名で出来る方法ってないのかな、って調べたのではないでしょうか?

 

はい、結論を言えば、匿名査定が可能な不動産査定サイトは1社だけ対応してますね。

ただ売却査定というにはほど遠く、精度は低いです。査定に必要な要素が匿名のために分からない情報が多いためです。

なぜ匿名査定では、ある程度の精度ある概算価格が計算出来ないのか、について解説します。

不動産売却の査定|匿名ではできないのか

査定 匿名

匿名の情報だけでも、一応の計算は出来ます(不明な要素をスルーすることになります)。

但し、不明要素が多いために、不動産査定の計算の精度はかなり低いものです。

不動産一括査定サイトの一つであるHOME'S匿名査定では、登録者のフリー入力分しか判断材料がありません。

 

例えば、土地の場合であれば、番地まで分かりませんと土地が特定出来ません。

しかし、匿名の査定依頼情報では、番地の記載はありませんので、土地が特定出来ません。

土地が特定出来ませんと、向きや形や接道状況が分かりません。

土地の価格は、道路と何メートル幅接しているのか、接している道路は何メートルなのか、によって査定価格は全く違います。

通常の住宅地で北向きと南向きの違いで、10%以上違いがありますし、道路と接している幅が狭ければ建築可能の条件に制限がある可能性がありますし、接道する道路によっては同じ住所でも容積率は20%下がります

更に道路との段差が有るのか無いのかによりましても不動産査定の価格差は生まれますし、用途地域がまたがっている場合も建ぺい率や容器率が違ってきますので、やはり査定価格に本来は大きく影響します。

建物(戸建)については、更に違いがあります。

建物構造が一般的な木造なのか、コンクリートなのか、何年前にどの程度のリフォームをしているのか・いないのか、どの程度のリフォームをしているのか・いないのかは、本来は重要査定ポイント要素です。

マンションの場合では、階数と面積は査定の必須要素ですが、匿名の場合、号室が分かりませんと角部屋なのか中部屋なのかも不明ですので、当然不明のままで想定計算をします。

匿名の査定情報では、査定の材料となる要素が分からなさ過ぎて、一応の計算をしてはいる物の、果たしていくら簡易査定とはいいましても「査定価格」という言葉を使って良いのかが不安になるほどです。

そうしたことを踏まえた結果が、匿名で受けられる不動産査定サイトというサービスが一つしか無いという実情になっているのだと思います。

 

 

不動産査定|匿名では精度低すぎで参考にならない

ハズレ

机上の簡易査定でありましても、どの不動産会社も基本的に、できる限り実際の査定額に近づけて計算しようと考えています。

それは、その後に訪問査定となったとき、差の大きい訪問査定価格を提示せざるを得ない状況になったときに、売主さんが簡易査定との差がありすぎると主張するからです。

机上の簡易査定でも、訪問査定で実際の状態が想定以上に悪かった場合などは、差が大きい場合は400~500万円の価格差がでますが、匿名情報の場合ではもっと差が大きいですから、もはや査定価格とはいえないのです。

後日、物件を実際に訪問査定をして欲しいとなったときには、不動産仲介会社の担当者は、建物の状態を確認するまでは、ドキドキ状態なのです。

その位、匿名の情報だけでは責任の持てない価格になってしまいます。

果たして500万円以上もの差があるかもしれない価格を知ったところで、不動産売却の検討の材料になるのか、筆者は疑問を感じます。

 

ココがおすすめ

 

不動産査定価格を匿名では伝えられない理由

もう一つ、不動産の匿名査定が難しいのは、不動産を所有している名義人からの依頼かどうか分からないことです。

机上の簡易査定でも、ご本人ではない方からの査定依頼はあります。

簡易査定でありましても、個人の財産についての価格を算定するわけですから、個人情報にあたるわけです。

これを他人か親戚か分からない相手に、伝えても良いかどうかの問題です。

匿名査定では、それがまるで分かりません。

信じられないかもしれませんが、名義人の名前とは違う方からの査定依頼件数は、全体の半分以上になります。

電話で確認したところ、親子であることが分かる場合もあります。

しかし、義理の息子や娘だという場合は、不動産会社の立場としては、名義人ご本人にもお伝えますが、宜しいですね、と対応することにしています。

これをしませんと、勝手に依頼者の意思で査定依頼をしている方がいます。

匿名査定では、この見分けもつきません。

 

 

匿名査定のそれらの問題をクリヤして不動産価格を知る方法は無いか

これに対しては、通常のネット査定で依頼をして、メモ欄や備考欄に「査定価格はメールでのみ、お知らせ下さい。電話不可でお願いします」と書いて依頼する方法が有効だと思います。

それでもルールを守らない不動産会社やそそっかしい担当者は、文面をよく確認せずに電話をしてくる可能性はありますが、ほんの僅かになると思われます。

その場合は、実際に訪問を依頼するときにそういう担当や会社を排除された方が良いですね。

その様なことに、キチンと対応が出来ない会社や担当者は、その先にも、見落としや思い込みにより、なにかトラブルに発展する可能性もあります。

 

 

まとめ

筆者がおすめする提案は、匿名ではありませんが、営業からのシツコイ電話を回避するのであれば、上記に記しましたように、通常のネット査定で依頼し、電話は困ると明記する方法です。

この方法によって、迷惑になってしまう営業マンの電話を受け取らないということが出来るはずです。

 

この後、実際に売却へと話を進めていく場合には、次に不動産会社選びに悩むかもしれません。

その前に、こちらの記事も参考にして頂くと良いと思います。

不動産売却|査定する会社を選ぶポイント|現役不動産会社社長が解説」が参考になると思います。

ここまで読んで下さいましてありがとうございます。

スポンサーリンク

-査定
-, ,

Copyright© 「不動産売却・査定の取扱説明書」 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.