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不動産査定にも人工知能AI化が進んでいるの?|不動産会社社長が解説

不動産査定にも人工知能AI化が進んでいる

<この記事でお伝えすること>

1)近い将来、不動産査定では会社に依頼をしなくとも、所有者がAIアプリを利用したスマホのアプリで正しい売却価格が分かる時代は近い

2)では不動産会社に依頼することは何があるのか

 

不動産査定価格も人工知能(AI)により、不動産査定AIアプリで概算価格は分かるようになってきた。

すでに、AI技術をと入れた不動産査定アプリが公開され始めている。(まだ精度が低い)

 

人工知能(AIアプリ)不動産査定サービス「HowMa」では、自宅に関する情報をいくつか入力することで、既に不動産査定の概算価格は分かるレベルになっています。

自宅の不動産の売却査定価格がスマホのアプリで分かる時代になってきたということです。

 

不動産業の世界に約30年生きてきた筆者が解説します。

 

 

不動産会社に依頼しなくとも、スマホアプリで概算不動産査定価格はすでに分かる

スマホアプリで不動産査定スマホアプリでAIによる不動産査定

 

不動産業者が専用に使う不動産査定サイト(東京カンテイなど)は、数年前から存在しています。

知識経験の少ない営業担当であっても、戸建てやマンションの概算の不動産査定ができます。

つまり、アプリを使って不動産査定をすることは、もうできる。

そこにAIが加われば、アプリは、専門知識のない人でも、不動産査定価格を算出できるようになる。

 

2019年の現時点では、まだ知識情報がなければ、一般ユーザーには少しむずかしい

面積や地区年月など項目を入力していき、比較対象となる近隣物件を指定すると、相対評価がなされて、簡易査定価格が表示される仕組みになっています。

ただ、どの不動産物件を相対評価の相手に選ぶかによって、算出される査定価格は、数百万の違いが出ることもよくあります。

ここが、知識経験の少ない新人社員だと難しいポイントです。

しかし、AIにとっては、人間が机上で何度もシミュレーションをするような作業は、得意のことと思われる。

 

AIが、そのポイントをこれからどのように処理して不動産査定の精度を高めていくのかは、不明です。

ただ、繰り返さなされる行動については、AIによって自動化されることを考えれば、AIによる不動産査定価格と実勢価格との誤差がなくなる未来は、当然にして、アプリレベルで、ごく近いうちに実現されるだろう。

 

つまり、自宅を売却するという状況が発生しても、「一体、自分の不動産は、いくらで売れるのだろうか。不動産査定価格は、どのくらいだろうか。」と考える場面は無くなるということです。

顧客は、スマホアプリか、PCサイトに入力すれば、AIアプリが不動産査定価格を教えてくれるようになる。

この時では、不動産会社に直接相談する必要性はなくなる。

不動産会社に勤めている会社員が、職を失っていくのは遠い未来ではななります。

 

あとは、人間が不動産会社と同様の信頼度で、そのアプリの示す数値を信用できるかどうかだけの問題になる。

これも時間の問題でしかない。

じきに、AIによる査定価格で売れていくという事実が重なり、ベテラン社員のプライオリティは消えていく。

誰にでも、不動産の査定価格がわかる日は、ものすごく近い。

その日から、不動産会社には、新入社員はいらないくなる。

 

 

不動産査定|AIアプリで出来るなら、不動産会社に依頼することは何が残る

 

不動産業の仕事の中でも、反復性があったり、選択肢の少ない業務はどんどん自動・ロボット化されていくと思われます。

人工知能AIの進化スピードは、僕ら人間が想像するよりも、遥かに早いのです。

では、人工知能AIの精度が上がり、不動査定価格の計算が人間並みに近づいた時、不動産会社に依頼することは、何があるのでしょう。

 

買主を物件に案内し、買主の物件購入に関する決断の不安を払拭することには、まだ「人間でなければ…」という部分は残されているかもしれない。

売主さんと買主さんの、条件調整や、スケジュール調整などの仕事も、残されるかもしれない。

 

 

しかし、前述したように、不動産会社の重要な仕事の一部である不動産査定価格を知るための「不動産査定という業務」については、専門性が人間の手による計算は、なくなることは、明白でしょう。

その不動産査定アプリを買主側も、物件価格の整合性を確認するために、使うようになることも想像される。

 

不動産査定の分野に絞って考えると、面積や築年数、そして過去の事例や現在の競合事例等については、データに関する事なので、AI化・ロボット化の精度が高まることで、操作性の簡単なアプリとして、十分に実現する可能性があると思います。

 

中古物件の場合の個体差について、判断する”目”を持つようにもなるすれば、不動産会社の仕事は、半減する可能性がある。(カメラから出来るだろう)

「築年数の割にキズや痛みが多い少ない」「数年前に行ったリフォームの現状」等については、今のところは、やはり人間の目で見て判断する必要がある要素があります。

売却価格を決める上で、傷や痛みやリフォーム状態の要素は重要です。

この部分をAIが判断するようになるのは、どのくらいの時間が必要なのだろうか。

 

もしマーケットの成約データすべてをAIが読み込むようになり、そこから、過去10年の傾向、過去3年の傾向、そして過去半年のデータ比較から、推定計算ができるようになれば(当然できると思われる)、不動産査定アプリで今後3ヶ月、半年後の近未来の市況予測ができるようになるかもしれない、ではなく、できるようになるとしか思われない。

ABOUT ME
myubog221
現役の不動産会社社長です。不動産業界に30年間従事してきました。9年前に不動産会社として独立起業。全国ネットの不動産フランチャイズグループに加盟し8年目を迎えています。会社は、売買仲介業に特化し、一般の居住用物件(マンション、戸建、土地、)を中心に取り扱っています。専門性の高い、「不動産」を中心に、つれづれ的に様々な事にに関する様々なことについて、解説していきます。