スポンサーリンク

不動産

マンション売れない市場 値下がり始まってる

更新日:

いよいよマンションが売れない時代になる。

全国のマンション市況の動向の目安になるのは、やはり首都圏のマンション動向です。

オリンピックまで待たずに、マンション市場の変化が始まっている。

2019年これから値下りの可能性と言いたいが、すでに値下がりは始まっている。マンション売れない時代が始まっている。

現役の不動産会社社長が解説します。

完成在庫数が危険水域

売却 下落

一部のネットニュース等では「マンション市場は崩壊寸前。値引き状態下でも増える在庫」と書かれているが、筆者はその文中に書かれていないことについて触れたい。

問題なのは、新築の完成在庫です。

通常新築マンションの在庫というのは、販売在庫というものです。

販売在庫は、現在建設中の物件を含んだ数字になっています。

取り上げられているのは販売在庫の数字が多いことです。

しかし、筆者は、現在の不動産売買仲介会社を起業する前までは、大手マンションメーカーで新築マンションプロジェクトの販売責任者をしておりました。

その経験から、一番まずい事と感じているは、完成在庫の増加です。

 

完成在庫が増えると、値引きが始まり、新築全体の価格・中古マンションの価格にまで影響します。

販売在庫はまだ未完成ですから、販売上の問題意識はあるものの、現場では前向きに販売促進策を考え実行しています。

しかし完成在庫は、まずいのです。

様々な経費の発生もあります。ゼネコンへの支払い・金融機関への金利などの件もあります。

さらに、居住者がいる中で、販売していくという状況もまたマズイのです。

既購入者から早く完売しないとマンション価値が下がるという厳しい視線にもあいます。

その状況の中で、完成在庫の水面下値引き販売が始まります

首都圏の完成在庫の数字を見る限り、すでに始まっているでしょう。

新築マンションの完成在庫の数がだんだん増えていることが、不動産業に従事する者として、非常に危機感を感じます。

 

完成在庫のデータ

不動産経済研究所によれば、2019年4月の首都圏の完成在庫は、「3784戸」です。

前年2018年4月は完成在庫が3435戸です。10.1%増えたことになります。

さらに、2017年4月は、完成在庫は3242戸です。比較すると16.7%増えてます。

同じく、2016年4月は、完成在庫は3126戸です。増加幅21.0%です。

同じく、2015年4月は、完成在庫2380戸です。増加幅58.9%です。

最後に、2014年4月は、完成在庫1534戸です。増加幅146.6%です。

この数字を見ると、恐ろしいほどの増加率です。5年前と比較すると2倍以上になっているということになります。

年による偏り等もありますし、月の偏りもありますので、一概にいえるものではありませんが、2018年2019年の在庫数はやはり危険水域に入ったと考えざるを得ません。

テレビのニュースなど見ていますと、全体市況は好調であるが、果たしてオリンピックまで持つか持たないかのいう声があります。

それはごく一部の立地や物件だけが「局地バブル」の状態にあるだけです。

当サイトの記事でも「不動産価格 消費税増税と東京オリンピック開催の前と後、どう変わる」という記事を紹介したことがあります。

しかし、改めてこの在庫数の数字を見ると、修正の必要を感じています。

「不動産価格は、すでに下がり始めている」ということです。

新築マンションの価格も下がり始めている

新築マンション マーケット2019年4月期の首都圏マンション平均価格は、4,568.9万円です。販売在庫7,748戸です。

(出典:不動産経済研究所)

2019年3月は、5,015.9万円でした。(以下同)販売在庫は8,267戸です。

2018年4月は、5,547万円でした。販売在庫6,443戸です。

2017年4月は、5,918万円です。販売在庫6,649戸です。

2016年4月は、5,750万円です。販売在庫5,881戸です。

2015年4月は、5,305万円です。販売在庫4,907戸です。

2014年4月は、4,846万円です。販売在庫3,581戸です。

数字が並んでいるだけでは、わかりにくいかもしれませんのでグラフにしました。

新築マンションの平均価格が近年上昇を続け、2017年に頭打ちになったことが分かっていただけるでしょうか。

価格は、一気に5年前の価格以下に下がっています。

それにもかかわらず、販売在庫が増えているのがわかるでしょうか。

ですので、残念ながら、マンション市場は下がり局面に入ったことを認めないと大変なことになりそうです。

 

驚き

以上は、新築マンションのマーケットについてでありますが、中古マンションは、常に新築マンションの動向に左右される性質を持っているから、すでに同じことが起きていると言えます。

筆者としては、どこまで下がるのか、いつまで下がるのか、と非常に気になります。

何か回復の力を持った大きな動きが起きてほしいと願います。

もし何も、起きなければ、2019年10月の消費税増税が実行されるだけで、壊れてしまいそうな市場の状況であります。

もしあなたが、所有しているマンションを販売中だったりするなら、今の時点で多少大きめの値引きでも進めた方が良いです。

データをよく見てくだい。2年前の新築マンションの価格と今の価格を。

1500万下がってます。たった2年で値下がり率23%です

今後も市況を見続けます。

 

ここまで読んでくださいましてありがとうございます。

 

スポンサーリンク

-不動産
-, ,

Copyright© 「不動産売却・査定の取扱説明書」 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.