この記事でお伝えすることはつぎのとおりです。
・保険の金額は月収に合わせて考えるべし
・子供がいるかいないかで、かけるべき金額は変わる
・一定の基準でおさめる努力をすれば、賢く保険に入れる
誰しもが感じる保険の悩みは挙げていくとキリがないかもしれません。
保険にいくら金額をかけるべきなのかという問題もその1つ。
いくら保険にかけるべきか、なかなかわからないものですよね。
この記事を読めば、保険にかけるべき金額の目安がだいたいどれくらいかが分かるはずです。
では解説してまいります。
保険の金額は月収の中の比率で決めるべし
理想は月収のおよそ5%
保険にいくらぐらい金額をかければいいか、人によって入る保険も違うため、一概には言えないとされています。
その人の身の丈にあったモノにする、それであれば月収の中の何%というような具合に決めるのが一番。
この場合のパーセンテージは、様々言われていますが、高くても5%がオススメ。
20万の月収がある人ならば月に1万円ぐらいなら保険にかけても問題はないでしょう。
この月収を手取りで考えるべきと主張する人もいます。
いずれにしても、もらった給料から保険料を支払う以上、そこで考えるのが自然。
金額をどれだけかけたかより、何%になったかを気にするようにしましょう。
子供のありなしで保険の金額は変わる
子供がいる世帯では、遺された家族が不自由なく、一定の年数過ごすことを考えなければなりません。
すると、保険金を一定以上にする、収入保障を確保するなど色々と準備が必要です。
当然、保障範囲が増えれば保険にかける金額も増えるため、パーセンテージ的には2%上げてもいいでしょう。
子供がいない、子供は独立したという場合は通常通りの考え方で問題ありません。
多少多めに保険の金額を設定すれば、それなりにいいものに出会えるはずです。
保険の金額を抑える努力をするためにも、目安は知るべし
保険にかける金額はコストだと捉える
満期保険金があるものならまだしも、基本的に保険に使うお金はコストと捉えるべきです。
必要経費という見方もできますが、かければかけるほどいいわけではないのは明らか。
負担を少しでも軽くして、万が一に備えるのが理想形と言えるでしょう。
今かけている保険の金額が適正かどうかを見るのに、目安は必要。
だからこそ、月収の何%かどうかで判断するのが分かりやすいです。
特に複数の保険に入っている場合、次はいくらのものに切り替えればパーセンテージを抑えられると考えられます。
常にパーセンテージを意識して探すクセがつけば、他の分野にもその考えは波及するはず。
自然とコストカットを考える体質になるのでオススメです。
平均金額だけで良し悪しは把握できない
保険金額の目安として、全体における月々の平均はいくらかを知りたがる人がいます。
残念ながら、それは無意味としか言えません。
収入や固定費の状況、コストへの意識は人それぞれなので、平均だけで自分と照らし合わせるのは難しいです。
それならば、自分の中で予算枠を決め、その中でやりくりする方がよほど健全。
収入に変化があっても、その中で設定し直せばよく、決めやすい側面も。
平均は気になるモノ、だからこそ、自分の軸は持っておいて損はありません。
まとめ
保険にいくら金額をかけるべきか、金額面で考えすぎな人が目立ちます。
比率で考えるようにすれば、それが正常かどうか判断しやすいです。
月収の10%を保険に使えば、いわゆる保険貧乏になっても仕方ありません。
単身世帯であれば月収の1%でも十分足りるケースもあります。
パーセンテージで捉えてみると、保険にかける金額の意識も大きく変わるでしょう。
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