知識があれば怖くない!株の信用取引の仕組みを徹底解説

株の信用取引金融
株の信用取引

この記事を読めば、次のようなことが分かります。

信用取引の仕組み

・株の信用取引のメリット

・株の信用取引のリスク

 

 

株の取引方法の1つに、信用取引があります。

株式投資の経験者にとっては、有効な投資方法の1つですが、一方でリスクも大きい投資方法だと言われています。

では、株の信用取引は本当に実践すべき投資方法なのでしょうか?

今回は、株の信用取引の仕組みとそのメリット、リスクについて解説していきます。

では、解説していきます。

 

 

スポンサーリンク

株の信用取引の仕組みを詳しく解説

信用取引

信用取引

 

株の信用取引とは、簡単に言えば、預けた資金や株式を担保に、お金を借りて、株式投資をおこなうことです。

これにより、手元にある資金以上に、株式投資をおこなうことが、可能となります。

 

具体的には、元金の3.3倍までの投資ができます。

ですので、例えば「3つの銘柄に投資したいけど、資金的に1つしか投資できない!」というときには、信用取引を利用すれば、3つの銘柄を購入することが可能となるわけです。

 

ただし、現金と違い、株式を担保とした場合は、価格の8割が評価となります。

よって、100万円分の株式を担保とした場合は、100万円×8割(0.8)×3.3=264万円までしか取引ができません。

いずれにせよ、元金以上の取引をおこなうことができるのが、株の信用取引となります。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://the7interchange.com/tousi-sikumi/ target=]

 

信用取引には審査がある

現物取引と違い、信用取引口座を開設するためには、審査が必要となります。

審査基準は証券会社により、異なります。

 

例えば、楽天証券の審査基準は次の通りです。

・弊社の総合取引口座または法人口座を開設している

・インターネットをご利用になれる環境にある (仲介業者経由のお客様を除く)

・他社を含め、信用取引あるいは一定の現物株式取引の投資経験がある

・金融資産が100万円以上ある

・年齢が80歳未満であること

引用:楽天証券

 

楽天証券の基準を、例として載せましたが、他の証券会社も、おおむね、このような基準で審査をおこないます。

そもそも、証券口座を作ったことがなければ、審査には通りませんので、株式投資の経験があることは必須条件です。

 

また、金融資産も100万円以下を選択した場合、ほぼ審査に落ちます。

これだけ見ると、審査はとても厳しいと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

 

証券会社も、営利目的で設立された会社ですので、1人でも多くの顧客に、信用取引をしてほしいと思っています。

しかし、会社からしてみれば、資金や株式を貸すことになります。

お金の貸し借りを、信用が全くない人にすることは、できませんよね?

 

つまり、証券会社にとっては、とにかく信頼がほしいのです。

信頼の持てる顧客であれば、喜んで口座を開設してくれます。

 

ですので、まずは信頼を得られるように、現物取引で投資の実績を作れば、信用取引の口座を持つことは難しくありません。

信頼を得ることを面倒に思わず、まずは現物取引で、実績作りを始めてください。

 

では、信用取引にはどのようなメリットがあるのか、解説していきます。

 

具体的なメリットは次の3つです。

・元金以上の投資で大きな取引が可能になる

・取引方法の幅が広がる

・株主優待のみを狙った取引ができるようになる

 

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://the7interchange.com/tousi-sikumi/ target=]

 

スポンサーリンク

元金以上の投資で大きな利益を得ることができる

 

 

信用取引の一番のメリットは、先ほども説明した通り、証券会社に預けた担保の3.3倍まで、取引が可能となることです。

 

そして、多くの人がこれを目的に利用していると言えます。

投資に成功した場合、投資資金が増えれば増えるほど、利益も増えます。

投資の知識がある人にとっては、これは大きなメリットです。

 

ときどき「株式の倍率は3.3倍だけど、FXは倍率25倍まで取引できるから、そっちの方が利益を出せるのでは?」という質問があります。

たしかに、キャピタルゲインを狙う上では、倍率が高いほどその効果は大きいと言えます。

そういう点では、FXの方が利益を出せるという考えは、間違っていません。

 

しかし、為替の値動きは、不確定要素が非常に多く、プロでも完璧に予想することは難しいと言われています。

それに比べ株式の値動きは、完璧に見抜くことはできませんが、企業の業績に左右されるため、為替に比べれば、読み解きはしやすくなります。

 

また、3.3倍といえども、決して利益が出ないわけではありません。

例えば300万を用意すれば、1000万円まで取引できるようになります。

1000万円あれば、1000円の株を1万株購入できます。

 

1万株所有すれば、株価が1円上がるごとに、1万円の利益が出ますので、100円上がれば、100万円の利益となります。

以上のことから、株の信用取引は、FXよりも比較的安全に、それでいて十分に利益を出すことができる取引、と言えます。

 

 

スポンサーリンク

取引方法の幅が広がる

 

株式投資と聞けば、株式の購入を想像すると思います。

しかし、信用取引では、株を売ることから取引することができます。

実は、これも信用取引の大きな魅力です。

 

というのも、株価は、右肩上がりに成長を続けることは、まずあり得ません。

株価が上がるということは、その株式を持っている人は、確実に利益が出ます。

ある程度利益が出れば、その利益を確保するために、売却を考える人が増えます。

 

すると、一時的に株式を売りたいと思う人が増えるため、その株式の価値が下がり、値下がりしてきます。

このタイミングを狙って株式を売却することができれば、たとえその株式を所有していなかったとしても、利益を出すことができるのです。

株価チャートを、読み解く力が必要となりますが、ある程度知識があれば、これは非常に有効な投資方法となります。

このように、現物取引にはない方法で、利益を出すことができるようになります。

 

 

スポンサーリンク

株主優待のみを狙った取引ができるようになる

 

最後は、裏技のような取引方法となりますが、現物取引と信用取引を併用することで、株主優待のみを狙った投資が可能となります。

株主優待とは、各企業の、商品やサービスを、株式を購入した『特典』として受け取ることができるものです。

企業によっては、株主優待が非常に魅力的なところがあり、世の中には、さまざまな株主優待を利用して、生活している人もいます。

 

具体的には、次のような手順で取引をおこなってください。

(1)現物取引にて、株主優待のある株式を購入する。

(2)信用取引にて、現物取引で購入した株式と同じものを同じ数だけ売却する。

 

 

 

この投資方法は、株主優待を受けることのみを目的としているため、それ以外の利益はほぼ出ません。

そのため、非常に薄利です。

しかし、ほぼ損することなく、株主優待を受けることができますので、株主優待が魅力的な銘柄を選べるようになれば、上手に利益を得られるようになります。

大きな利益を得るよりも、絶対に損をしない投資がしたい、という人には非常にオススメな投資方法です。

 

ここまで、株の信用取引のメリットについて、解説してきましたが、当然、リスクもあります。

 

主なリスクは、次の3つです。

・追証が発生する可能性がある

・取引手数料以外の手数料が発生する

・返済(返却)期限がある場合がある

 

 

それぞれ、詳しく解説していきます。

 

スポンサーリンク

追証が発生する可能性がある

 

株価の変動により、含み損が発生し、担保率が最低維持率(一般的には30%)を下回った場合、期日までに、追加で現金や株式を預ける必要があります。

 

これが追証です。

期日までに追加で担保を預けることができなかった場合は、状況に関係なく、ロストカット(強制決済)されます。

どんなに優秀な企業の株式であっても、右肩上がりに、株価チャートが伸び続けることは、まずあり得ません。

 

また、値動きに絶対はありませんので、自分が予想した方向と反対に株価が動くことは、必ず想定する必要があります。

つまり、準備した資金のすべてを、投資することは絶対に避けるべきです。

はじめのうちは、倍率1.5倍~2倍程度に抑え、投資をおこなうことをオススメします。

 

 

スポンサーリンク

取引手数料以外の手数料が発生する

 

信用取引では、取引手数料以外に、買建ての場合は信用取引金利、売建ての場合は信用取引貸株料が発生します。

それぞれについて、簡単に説明しておきます。

 

信用取引金利

信用取引金利は、簡単に言えば、利息です。

信用取引による買建ての場合、証券会社より借金をして、投資をします。

 

お金を借りれば、当然利息を支払います。

信用取引においても、当然利息が発生しますので、支払う必要があるわけです。

 

信用取引貸株料

信用取引貸株料は、簡単に言えば、株のレンタル料です。

信用取引による売建ての場合、証券会社より株を借りて、それを売ります。

 

レンタルショップでDVDを借りれば、当然レンタル料を支払います。

信用取引においても、株を借りれば、当然レンタル料が支払う必要があるわけです。

 

 

このように、株の信用取引をおこなう場合は、いずれかの費用が発生します。

つまり、株の信用取引では、投資をおこなうだけで、常に費用が発生するということです。

このことを知らずに、取引をしてしまうと、利益が出ているように見えて、実は損失が発生している、という事態が起こるかもしれません。

必ず、どの程度費用がかかるのか、確認してから投資をしてください。

証券会社によって、金利や貸株料は異なりますので、ホームページ等で、確認してください。

 

 

スポンサーリンク

返済(返却)期限がある場合がある

 

借りたものは当然、返さなければなりません。

信用取引においても、お金や株を借りて投資をおこなっているので、必ず返済の義務があります。

一般的には、信用取引の返済(返却)期限は半年とされています。

 

つまり、信用取引開始から、半年後には、その状況にかかわらず、強制決済がされてしまうのです。

よって、信用取引は、主にキャピタルゲイン(株式売買の差額で利益を出す取引方法)を目的に、おこなうべき投資方法と言えます。

ただし、現在では実質無期限で、信用取引をおこなうことができる、証券会社もあります。

こちらも、各証券会社のホームページ等で確認しておく必要があります。

 

 

 

スポンサーリンク

株の信用取引は失敗を恐れる必要はない

 

ここまで、株の信用取引のメリットとリスクについて解説していきました。

では、株の信用取引は避けた方がよい、投資方法なのでしょうか?

結論としては、避ける必要はありません。

たしかに、初心者には難しい取引ですので、いきなり信用取引から株式投資を始めるのは、やめた方がよいです。

 

しかし、ある程度、株式投資をおこない、仕組みを理解状態であれば、取引方法に幅が広がるという点で、非常に有効な投資方法となります。

ある程度、資産を保有していることが条件とはなりますが、株式投資の経験が半年以上できたのであれば、信用取引の口座を開設してみてください。

 

 

スポンサーリンク

まとめ

 

今回は、株式投資の信用取引について解説していきました。

もう一度まとめると、

・株の信用取引とは、手持ちの資金や株式を担保に、証券会社よりお金や株を借りて取引する投資方法である。

・株の信用取引を始めるためには、審査が必要である。

・株の信用取引を使えば、大きな利益を狙うこともできる。

・株の信用取引では、取引手数料以外の費用が必要となる。

・株の信用取引は、返済期限がある場合があるため、キャピタルゲインを目的におこなうべき投資方法である。

となります。

 

信用取引にはリスクがある、というイメージを持たれがちですが、しっかりと仕組みを知り、正しい知識で無理のない取引をすれば、有効な取引方法の1つとなります。

まずは、しっかりと仕組みを理解した上で、株の信用取引を投資の中に、活用してみてください。

タイトルとURLをコピーしました