リスク大!株における二階建て投資とは?徹底解説

株の二階建投資

この記事を読むと次のようなことが分かります。

式投資における二階建て投資の仕組みについて

・株式投資における二階建て投資は有効な投資方法なのかどうか

 

株の投資方法の一つに、二階建て投資法があります。

あまり聞きなれない言葉ですので、そもそもどんな投資方法なのか、見当もつかないかもしれません。

今回は、二階建て投資方法の仕組みや、有効性について解説していきます。

 

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株式投資における二階建て投資とは?

株  二階建て投資

株  二階建て投資

 

二階建て投資と言われても、言葉が漠然としているため、分かりにくいと思いますので、詳しく解説していきます。

そもそも、二階建て投資を知る上では、現物取引と信用取引、2種類の投資方法について、理解しておく必要があります。

それぞれの投資方法について、簡単に説明しておきます。

 

①現物取引

ー現物取引とは、自身が用意したお金を使って、株式を売買する、一般的な株の取引方法です。

例えば1株1,000円の株を購入するのであれば、株の最低購入単位は100株ですので、1,000円×100株=10万円が必要となります。

当然、投資費用がなければ、買えませんが、投資した金額以上の損失が発生することは、ありません。

 

②信用取引

ー信用取引とは、自身が所有する、現金や株式を担保に、証券会社よりお金を借り、株を購入する取引方法です。

 

例えば、投資費用を100万円用意したとすれば、現物取引であれば、1,000円の株を1,000株まで購入することが可能です。

しかし、これが信用取引となると、一般的には、レバレッジ3倍まで、取引が可能となりますので、1,000円の株であれば、3,000株まで購入が可能となります。

投資金額が3倍になれば、利益も当然3倍になります。

 

一方で、損失も3倍になります。

また、状況次第では、持ち金以上の損失が発生する可能性があります。

株式投資には、以上のような取引方法がありますが、二階建て投資とは、簡単に言うと、この現物取引と信用取引を1つの銘柄に対して、同時に行う投資方法です。

 

つまり、二階建て投資を行うことで、同じ銘柄に対して、本来ある資金以上の、投資を行うことが可能となります。

これにより、現物取引や、信用取引以上の利益が出る可能性があります。

ただし、リスクも現物取引や、信用取引以上となりますので、想定外の損失が生じる可能性があるのが、二階建て投資なのです。

 

 

株の二階建て投資の具体例

言葉だけの説明ですと、分かりにくいと思いますので、具体的な数字でもう少し解説します。

 

例えば、今、1株800円のA社の株を、1000株購入したとします。

投資金額は、800円×1000株=80万円となります。

 

その後、購入したA社の株1000株を担保に証券会社よりお金を借ります。

現金ではなく、株式を担保にする場合は、原則、実際に購入した金額の、8割の価値があると評価されます。

よって、証券会社からは、80万円×8割(0.8)=64万の価値があると評価されます。

 

信用取引における、最低必要証拠金は30%以上となりますので、64万円÷30%(0.3)=213万円までお金を借りることが可能です。

つまり、213万円÷800円=2662株まで購入が可能となります。

 

正確には、株は100株単位での購入が原則となりますので、2600株が購入できる限界となります。

しかし、これにより、もともと持っている1000株と合わせて、3600株を所持できることになります。

現物取引の、実に3.6倍の株を、所有できるようになるので、二階建て取引が、いかに強力な投資方法であるか、ということが分かると思います。

 

 

 

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株の二階建て投資は積極的に行うべき方法ではない

株  二階建て投資 (1)

株  二階建て投資

 

ここまで、二階建て投資の仕組みについて、説明していきましたが、二階建て投資は積極的に行うべき、投資方法なのでしょうか?

結論から言うと、二階建て投資は、積極的に行うべき投資方法ではありません。

 

少ない元手で、大きな投資が可能となるというのは、それだけ大きな利益が出る可能性もあります。

しかし、それ以上に、大きな損失が出る可能性があります。

そもそも1社のみに投資を行うというのは、とてもリスクのある投資方法です。

ただでさえ、リスクのある投資方法であるのにも関わらず、二階建て投資を行えば、さらにリスクが高まるのは、間違いありません。

 

もし、元手より大きな金額で投資をしたい、と考えるであれば、信用取引を利用し、分散投資を行った方が、リスクを抑えることができます。

二階建て投資を、おこなう必要はないでしょう。

 

そもそも株の二階建て取引を制限している証券会社もある

ときどき、資金が十分にあるのにも関わらず、取引ができない、という質問があります。

これに関しては、知らずに、株の二階建て投資を、おこなっている可能性があります。

実は、証券会社によっては、株の二階建て取引を、制限している会社もあります。

その場合は、取引できませんので、他の銘柄株を、購入するようにしてください。

 

それでも二階建て投資をしてみたいならば

ここまでで、株の二階建て投資のリスクの大きさについて、理解していただけたと思います。

しかし、それでもなお、二階建て投資をおこないたい、と考えるのであれば、次の2点を承知の上で、検討してみてください。

・リスクの大きい投資方法である以上、投資金額以上の損失が発生し、借金だけが残る可能性がある

・株式投資に安全な投資は、絶対にないので、大手企業の株であっても、リスクは変わらない

 

 

借金だけが残る、というのは、よほどの急落が起こらない限り、まず起こらないことだと思いますので、少し極端な話かもしれません。

しかし、借金まではいかなくとも、もともとあった財産が、10分の1以下にまで減ってしまった、ということは、わりとある話です。

 

また、投資に絶対はありません。

例えば、誰もが知っている大手企業、ソフトバンクグループが15年ぶりに赤字決算となりました。

原因は、新興企業への投資の失敗です。

 

結果として、ソフトバンクグループの株は大きく下落しました。

これだけ有名で、力のある企業であっても、株価が大きく値下がりすることが、あるのです。

 

安全な投資などない、ということが分かっていただけると思います。

どうしても、二階建て投資を利用して、大きな利益を狙ってみたい、というのであれば、リスクを覚悟で、おこなうようにしてください。

 

 

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まとめ

今回は、株の二階建て投資について、解説していきました。

もう一度整理すると、

 

・株の二階建て投資とは、現物取引と信用取引を同じ銘柄で同時におこなうことである

・株の二階建て投資は大きな利益がでる可能性もあるが、リスクの方が大きい

・株の二階建て投資を制限している証券会社もある

 

となります。

大きな利益が出る可能性がある以上に、リスクが高い投資方法です。

できれば、二階建て投資は避けて、他の方法で、投資を考えるようにしましょう。

 

 

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